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ウェブとすっぽん

INNOVATOR JAPAN Director's Blog

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WebディレクターがPythonに入門して学んだディレクションのポイント

web 調査・分析

すごい勉強になる『独習Python入門』
『独習Python入門』の表紙。書店で見かけたら即ゲットです。

こんにちは、takuloです。

プログラミング言語は、大学時代にC++をちょっと学んだ程度の知識なんですが、Raspberry Piで遊びたいので、Pythonに入門してみることにしました。「もっと簡単に入門できる言語がありますゾ」とエンジニア衆からの助言もいただきましたが、今なら、Python使いになると各所で大歓迎される、という噂もありますし、がんばってみることにします。

教科書は、『独習Python入門』です。「プログラミングは体感するもの」というテーマに沿って、Pythonを書いて動かす楽しさが、初心者でも体験できる1冊です。分かりやすいテキストと、豊富な図表で書かれているので、かんたんに最後まで学ぶことができました。

 

独習Python入門――1日でプログラミングに強くなる!

独習Python入門――1日でプログラミングに強くなる!

 

 

読み通したとは言え、仕事で使えるレベルになるには、まだまだ先は長いようです。しかし、Pythonに入門したことで、ディレクションにおける重要なことも学べました。それは以下の3点です。

  • 分岐の条件を明確に(第2章)
  • 汎用性の高い関数(=機能)をつくろう(第4章)
  • エラー・例外処理まで想定すべし(第6章)

 

分岐の条件を明確に(第2章)

例えば、無料会員/有料会員、さらにその上にプレミアム会員がいたり、というような状況がよくあります。さて、それらの違いはなんでしょう? あなたの頭の中では整理されているかもしれませんが、いっしょに働いているデザイナや、クライアントは正しく認識しているでしょうか?

どの項目が変わったら、ユーザーや商品の「機能/役割」が変わるのか。明確にしておかないと、誤解したままプロジェクトが進むのは、大変危険です。紛らわしい呼称を避けるのも大事ですし、それぞれの境界がなんなのか、はっきりさせましょう。

 

汎用性の高い関数(=機能)をつくろう(第4章)

Webサイトの改善を行っていく中で、場当たり的に機能追加していくと、次第に混沌としてきます。改善施策をうまく進めていこうとするなら、使い回しが利くよう配慮された機能を投下するべきだと考えます。

使い回しに配慮することで、他の部分でも同じ機能を使うことができます。そうすれば、場所を変えながら、改善の検証を何度も繰り返すことが可能ですし、開発工数の削減につながります。操作も統一されるので、運用においてもメリットが大きいのではないでしょうか。

 

エラー・例外処理まで想定すべし(第6章)

ユーザーの操作フローを描いていても、ついつい、うまく話が進むルートばかりに注力しがちです。しかし、ユーザーがカゴ落ちしたら? 途中でネットワークが切れて、ユーザーが離脱したら? そういった状況まで気を配ることは、非常に重要です。

一部のネットショップでは、ショッピングカートに入れたまま放置すると、翌日、購入リマインドのメールが届く、という仕組みを導入しているところがあります。エラー・例外処理にまで気を配ることで、ユーザーとの接触機会を増やし、購入に繋げる仕組みの良い例です。

 

まとめ

このように、入門書1冊分だけですが、Pythonを学んだことで、ディレクションにおける重要な考え方を見つけることができました。「ディレクターはディレクションさえ学んでればいいんだ!」とお思いのあなたも、ちょっとプログラミングを学んでみると、ディレクションに新しい視点が加わるかもしれません。そしてプログラミングに興味をもったあなたを、エンジニアはきっと温かく迎えてくれるはずです。

さて、ぼくはRaspberry Piで何か面白いものをつくろうと思います。それではまた。