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ウェブとすっぽん

INNOVATOR JAPAN Director's Blog

表参道と大濠公園ではたらくマーケティングチームの仕様書となります、ご査収ください。

いっしょにお仕事をしてみてわかった、幸福の国デンマークとは。

どうも利右衛門です。

以前のわたしのエントリでも触れましたが、いろいろとデンマークとのつながりがある当社。

私自身もデンマークのビジネス・デザイン学校Kaospilotの学生たちと1ヶ月同じオフィスで仕事をしたり、デンマークの会社の方とお仕事をしたりと、関わらせていただく機会もそれなりにあるのですが、やっぱり基礎情報や文化的背景をわかっているのといないのとでは、話の弾み方もちがうなーと感じています。

たとえば、日本人でないひとに「日本はどこにある国なんだい?中国とはちがう国なの?」と話されるよりは「オリンピックの閉会式はamazingだったよ!椎名林檎は日本ではどれくらい人気なの?」と話しかけてもらったほうが、あーこのひとは興味をもっているんだなと嬉しくなるし、より深い会話ができますよね。

なのでデンマークとはどういう国ぞや?というのを調べたり、聞いたりとちょこちょことインプットしているのですが、ここらでアウトプットとしてまとめておこうかなというのが本エントリです。

※本文中に記載の文化感などはあくまで私が出会った北欧文化圏のひとたちからの伝聞であり、偏りがあることをご了承いただければ幸いです。

デンマークってこんななんだよ!と決めつけるのではなく、あくまで本エントリを餌にデンマークおよび北欧の方とのコミュニケーションが円滑になればなということを目的としています。

デンマークってどんな国?

まずは位置関係から。北欧というだけあり、ヨーロッパの北側にあります。 「北欧」とおなじような文脈でよくつかわれるのが「スカンジナビア」ですが、それぞれ厳密には指す範囲が異なるようです。

使われている言語もスカンジナビアの国々とその他ではちがうようで、デンマーク語、スウェーデン語、ノルウェー語の3つはともにゲルマン語系の言語。文法や単語も似ていて、なんとなくお互いの言っていることを理解できるそうです。一方、アイスランド語もゲルマン語系言語ですが、ヴァイキング時代の名残を残したかなり古風なもの、フィンランド語はウラル語系になりそもそもの成り立ちが異なるようです。

南側はドイツと陸続き、東側はスウェーデンと橋でつながっています。 コペンハーゲンが首都、オーフスが第2の都市。この2都市は電車で3時間程度です。

総面積は4万3,098 km2。九州と同じくらいです。 この土地に約560万人という北海道や兵庫県の人口と同じくらいのひとが暮らしています。人口の約4分の1は首都コペンハーゲンに住んでいるそうです。

宗教観としては、福音ルーテル派というキリスト教プロテスタントの宗派がマジョリティのようです。ただ、私が出会ったデンマークおよび北欧のひとで、毎週教会にいくよ、というひとには会ったことがなく、全体的に宗教にはそこまで熱心でない印象を受けます。このあたりは日本と似ているかもしれないですね。

教育システムにみるその精神性

わたしが特におもしろいなーとおもったのが、教育システムの違いです。

デンマークの一般的な教育の流れは、

フォルケスコーレ

日本でいう小学校・中学校。一般的に6-15歳の子が通う。

エフタスコーレ

中学校が終わって、進む高校や進みたい分野がわからない人がとどまる学校で、自分がどんなことに興味があるのかを見つめ直す期間。

ハイスクール

日本でいう高校です。一般教養と専門分野について学ぶ。

SABBATH(サバス)

俗にいうギャップイヤーとよばれるもので、自分探しの期間。 『生産的でいることからの休憩』というような意味合いで話される。

大学や専門学校など

各人のキャリアに合った教育機関で学ぶ。

という流れだそう。

日本との違いは、「エフタスコーレ」と「サバス」の文化でしょうか。どちらも自分を見つめ直したり、少し休憩したりという期間ですね。

エフタスコーレについては、学校のカリキュラムがあるとは思いますが、サバスの期間にはみんなどうしているんだろうと尋ねたところ「we can do everything we want!(やりたいことはなんでもやったらいいのよ!)」との回答が。その思い切りの良さにすこしびっくりしてしまいました。 実際わたしがお話した方は、サバスの期間にいままで全くやったことのなかった陶芸を学んで、その後造形建築の専門に進んだとおっしゃっていました。

デンマークでは立ち止まって哲学すること、自分の想いについて内省することに重きをおくそうで、教育システムにもその思想が表れているなーと感じます。

1ヶ月間一緒にはたらいてみて

f:id:riehirai:20161124205154p:plain ディスカッションのようす

そんな文化感が働き方にも表れていて、彼らのディスカッションスタイルは、「アナタはなぜそう思ったの?」や「なぜここで働いているの?」といった問答が多かったように思います。それに対する答えも(英語はダイレクトな言語なこともありますが)ハッキリと自分はこう思うということを伝えていました。

これは言い古されていることかもしれませんが、ワークライフバランスをとても大事にする彼ら。金曜日は15時には仕事が終わりということも珍しくなく、自分をリラックスさせる時間をとても大事にしていました。ゆったりと働いているように見えて、その実スケジュール管理はしっかりしており、事前に1ヶ月分のスケジュールをカッチリ決めて、今日の分は終わったから帰る/まだなので少しやっていく、といったメリハリがありました。

実際のプロジェクトの経緯などは当社代表の渡辺のブログが詳しいので、こちらもみてみてください。

http://www.groove.asia/business/317www.groove.asia

北欧、デンマークに興味をもったあなたに!

ご縁が重なり、デンマークブランディングエージェンシー、Kontrapunkt(コントラプンクト)さんとInnoCAFEを開催する運びとなりました。

デンマーク本社からエグゼクティブ・ディレクターのRikkeさんが来日されるとのことで、ブランド戦略の考え方をお話いただきます。IKEATasakiなどの世界的企業のブランディングを手掛けるチームのヘッドと直接お話できるまたとないチャンス!

デンマークのブランドの考え方ってどんなだろう?と思った方はぜひご参加ください。

反響が大きく、増席もしたのですがありがたいことに残席あと少しとなっております。。 直前キャンセルがでることもありますので、興味のある方はエントリしてみるとよいかもしれませんヨ。

innovator.doorkeeper.jp

Reference

デンマーク基礎データ | 外務省

デンマークについて